どうも、元スロット破綻者のユウです。
最近は、良いことなく(いつもだが)、スロットでもとんでもない負債を負っております。ちなみに今日は推定5のマイジャグを精神的+展開悪く捨てたら、その後は高設定データと上向き3000枚出てました。吐きそうな気分ですが、我慢して記事を書きます。書き終えたら吐きます!!
ここまでのあらすじは以下をご参照下さい。
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挙動不審な行動
通称タコスロ軍団が店から消えてから数か月ぶりに彼らが来店して、真っ先に大花火に座った元タコスロ軍団(現在2人のみ)。
リーダー格の方が大花火に座り、打ち始めた。
が、もう一人の小太り中年は打とうとはしなかった。というよりも、小太り中年は腕を怪我しているのか、片手に包帯を巻いている状態であり、イメージとしては骨折した人が包帯している感じであった。
リーダーの中年は普通に大花火を打ち込んでいるが、小太り中年はなんだか挙動不審であり、時々リーダーの席にいったかと思えば、またそこから離れてホールを意味なく徘徊したり、外に出たりと正に挙動不審であった。
当時の俺はなんとなく違和感は感じたが、特に気にしないで仕事をしていた。
しばらくすると、大花火のある島の赤ランプ(呼び出し)が付き、大花火の島に行ったのだが、ここでも違和感が!!
いつのまにか、リーダーの大花火が連チャンをしていたのである。
来店してから大して時間は経過していないのに「なんてヒキだ!流石プロ!!」とおバカな考えで、俺は普通に大花火にメダル補給して、リーダーに「お待たせしました(⌒∇⌒)」とお辞儀をして、その場から離れる。
「あれ、小太りの中年がいないなぁ?」と思った。
と、思ったら少し経つとまた小太り中年が外から店内に入店して、リーダーの隣に座り何やら会話をして、小太りが直ぐに去っていく。
すると、リーダーの大花火がまたもや連チャンしているではないか!
これは明らかにオカシイ!!
何か不正をしているに違いない!!
というような考えがいまだに働かない、頭の悪い俺は普通にまたメダル補給をして、普通に呑気に仕事をしていた。
今思えば、相当な使えない店員であるし、おバカすぎる。
結局、その後リーダーは2000枚ぐらいを交換して帰っていった。
その日は、なにもなく仕事を終えて帰宅した。
パチプロ軍団の末路
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そして、翌日かは忘れたが俺が休みをとった日に事件が起きる。
ここからは聞いた話しを元に話しを進める。
昼間タコスロ軍団の2人(リーダー、小太り)が再び来店して、リーダーは大花火で今度は5000枚程タコ出ししていたらしい。
異変に気が付いた店長が、カメラで監視をしていると、意外な事実が分かった。
リーダーが大花火を普通に打っている時に、腕を骨折級の怪我をしていると思われた小太り中年がリーダーに近寄り、大花火になにやら包帯をした腕を近つける行為をして、早々と小太りは店から出ていく。すると、リーダーの大花火は小太りが離れた直ぐにBIGボーナスを揃えたのである。この行為が何度かカメラで確認出来たのである。
すなわち、小太り中年の包帯の怪我は嘘であり、実際は包帯の下には電波で大当たりの信号を送る機械を仕込んでいたのである。そして、小太りが去ってから、リーダーがBIGを揃えるのである。
小太りが去ってしまえば証拠は何も残らないので、リーダーをいくら調べても不正の機械等は出てこないという寸法である。
こうして彼らは前回は試しの意味でも、手加減して2000枚程抜いて帰宅したのだが、バレないという油断と抜けるならば抜けるだけ抜くという欲望から、不正な方法により設定1の大花火でありえない連チャンをさせたのである。
しかし、流石にやり方が悪く、これは一発で店長に悪事がバレたということである。
その後、リーダーが笑顔満々で交換を希望したが、ここは店長が対応した。
「不正しているのカメラで分かっているから。警察呼ぶ??」店長は言う。
「すいません。交換はしません。」リーダーは憔悴の顔だったらしい。
「いくら何でもあれだけ出せばバレるの分からなかった??」店長は言う。
「すいませんでした。」ひたすら謝るリーダー。
「まぁ、以前は常連として毎日のように来てくれてたの知ってるから、警察は勘弁するけど、出禁にするから、もう来ないでくれ!」店長なりの優しさで警察沙汰にはせずに、出禁だけで穏便にすました。
彼の話しによると、タコスロが撤去されてからは小太り中年と2人で、とある組織に入り不正を働いていたとのことだった。
ちなみに小太り中年は既に逃げた後だった。だから、完全な証拠がないというのも警察沙汰にしない理由の1つであったらしい。
後日、その話しを聞いた俺は少なからずショックだった。
タコスロ軍団が、タコスロ撤去を機にかは定かではないが、まさかゴト師に転身していたとは思いもしなかった。
ただ、彼らには彼らなりの生活やら理由やらがあって選んだ道だったのだろう。
彼らとは店に来ていた時に何度も話しをしたが、悪い人達ではない印象だったし、本当にスロット好きな人達という印象であったし、優しい部分もたくさんあったのも事実であった。
人は何かのきっかけで道を踏み外すことがあるが、間違った道に進まないようにしなければならない。
後日談ではあるが、数年前にとあるパチンコ屋でタコスロ軍団のリーダーを偶然見かけることがあった。それ以外のメンバーはあれ以来見ていない。
まさか、今でもゴト師をしているのか??
と、思ったが普通にスロットを打っていた。
立ち回りを陰ながら拝見したが、完全に一般客の立ち回りであり、ほぼ負けているだろうということは簡単に想定できる立ち回りであったので、スロプロもゴト師も既に引退したのだろうと思う。ただ、今も目押しは上手かったのは言うまでもない。
相当な年月が経過していたので、俺は気が付いても向こうは恐らくは分かっていないだろうし、話しをかけることはなかった。
彼は、きっと今でもスロットが本当に好きなんだなと思い、俺は静かに彼がいる店から退店したのだった。
終わり
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37才のものです。
懐かしいなーと思って読ませてもらいました。
面白かったです。
コメントありがとうございます。
また、面白いというご感想を頂き感謝です。
懐かしいですよね、4号機時代。
もう1度戻れるならば、アステカの設定6を打ってみたいです。
初めまして。自分が初めて打ったのが大花だったので楽しく読ませていただきました。
結局、真.線香花火は拝めずじまいでした(´・ω・`)
初めまして!コメントありがとうございます。
私も確か大花火(又はアステカ)が初打ちですが、大花火がスロットで1番ハマった機種で、多分1番負けた機種です。
大花火はかなり打ちましたが、私も真.線香花火は拝めた記憶がないような気がします。