とあるパチンコ屋の末路⑩(破滅へのカウントダウンのパチンコ屋)





続編となります。

前回まではこちらの記事からどうぞ!

とあるパチンコ屋の末路①

とあるパチンコ屋の末路②

とあるパチンコ屋の末路③

とあるパチンコ屋の末路④

とあるパチンコ屋の末路⑤

とあるパチンコ屋の末路⑥

とあるパチンコ屋の末路⑦

とあるパチンコ屋の末路⑧

とあるパチンコ屋の末路⑨




突然と初期メンバーである1つ年上の春原君が辞めることになった。

最後に何か言葉を交わした記憶があるが、正直覚えていない。

ただ、何故辞めるのか?

それを聞くことは出来なかった。

春原君は何故、突然辞めたのか??

 

実はこれは彼が辞めてから数日後ぐらいに店長から聞いた話しなのだが、春原君はずっと悪い事を継続して行っていた為に、我慢を切らした店長がクビにしたということだった。

その、悪い事とは??

それは、とある物を毎日ではないにしろ結構な頻度で不正に盗んでいたということだった。

そのある物とは??

それは、タバコである。

超弱小パチンコ店アラジンではタバコ、ジュースの交換の際にはメモ帳のようなもので、何が売れたか等を記帳する決まりになっていた。

ただ、この記帳が意外といい加減であり、ジュース等は閉店後のモーニング仕込みの際には無料で飲んでいい事になっていたし、タバコも適当に貰える日も多かったので、記帳する意味があったか疑問が残るようないい加減さであったと思う。

そこに目をつけたのかは定かではないが、春原君は結構な頻度でタバコを不正に盗むという行為を長い間に渡り、繰り返していたのである。

実はこの春原君の不正行為を店長は随分と前から気が付いていたらしいが、時給も低い店ということや、春原君の勤務態度も真面目な為に、見逃していたのである。

また、それについては何気なく春原君にタバコの計算が合わないと言ったこともあり、それを言うことで自らその悪い行為を止めて貰いたかったが、それも叶うことはなく、また彼自身が別の問題(女性関係)で店に迷惑をかけたこともあり、我慢の限界を超えた店長が今回の英断を下したということであった。

春原君はあまりお店を良くしようという考えがない人で、とりあえず金の為のバイト感覚で働いていた方だったが、俺的にはやはり1つ年上のお兄さん的な存在であり、彼がそんな理由でこの店を去ることに寂しさを覚えた記憶がある。

その後、彼とは1度だけ連絡を取ったことがある。

それは彼が辞めてから2~3年後だったと思う。

大学を卒業したかは聞かなかったが、とあるデパートで働いているということだけ聞いた。

その後は連絡をとっていないので、今はどうしているかは不明である。

 

遂に新規グランドオープンした利根川店

 

春原君が店を去ったその後は、俺が朝から17時又は19時又は閉店まで。

岡崎が15時から閉店まで(俺が休みの日には朝から閉店まで)というスタイルで、店長・俺・岡崎のたった3人でこのパチンコ屋を回すことになる。

再びお客が減少していて相変わらずお客は少ないからこそ、出来た芸当であろう。後は、箱(店のサイズ)が小さいという理由が大きい。

そんな中、遂に近場に利根川店長率いる新規パチンコ店がグランドオープンした。

利根川店長「しょせんおまえは羊なのだ……狼のふりをするな…!」

この利根川店の出現で、一層と超弱小パチンコ店アラジンはヤバくなると思われた。

が、蓋を開けてみれば元々こんな弱い店にはあまり影響はなかった。

とはいえ、リニューアルで得た大事な数少ない常連が少しは持っていかれたのは事実(プライベートでこの利根川店に打ちに行ったら、アラジンの常連がこの店の常連に変わっていた)

ただ、リニューアル前からの数少ない常連達はその後も当店に来てくれていた。

だが、店長曰く経営はやはり悪化しており、結構なヤバい状況らしい。

この頃になると、昼間によく本社の社長がお店に来るようになっていた。

店長室で何やら店長と話しをしているようであった。

ちなみに、このこの本社の社長は・・・・

いかにも悪人顔のような、優しさが無いような、とりあえず第一印象で絶対に好きになれないような、そんなオーラを出しているような人間であった。

何か、人を人として見ていない、そういう人間だと直感的に思えた。

後々、その直感は当たることになるのだが、まだそれは先のお話しである。

それから、数か月後ぐらいだろうか??

ある日、本社からとある人物が超弱小パチンコ店に働きに来ることになる。

 

本社からの刺客!

 

ある日のこと、本社から50代ぐらいのオッサンが突然と超弱小パチンコ店に働きに来ると店長から聞かされた。

そして、その人物とは本社の社長から直々に雇われた元パチンコ店経験のある人物であり、そしてここが複雑なのだが・・・・

その人物・・・

なんと、超弱小パチンコ店アラジン店長の元部下だったのである。

ペテルギウス「あなた、怠惰・・・・ですね?」

店長曰く、以前別のチェーン店で店長をしていた時の部下らしく、店長曰くその人物は悪い考えを持った人間であり、以前の店でも不正疑惑が絶えない黒い人物ということであった。また、仕事面に対しても不真面目なタイプであり、とても優秀とは程遠い人物であったらしい。

だから、店長はペテルギウスが大嫌いであり、今回その人物がアラジンに来ることを反対したらしい。

だが、ペテルギウスは非常に口が上手いために上手く社長に取り入り、また社長がバカなのでアラジン店長の進言を一切聞く耳を持たなかった為、超弱小パチンコ店アラジンに本部社員という形で来ることになったのである。

しかし、実のところではこれは完全に社長からの刺客であり、もう裏では社長はペテルギウスを新たな店長にして、今のアラジン店長を追い出そうとしていたのである。

いよいよ、超弱小パチンコ店アラジンが崩壊する前兆に突入することになった瞬間であった・・・

※ちなみにこの話しは全て本当にあった事実を元にしたフィクションであり、店舗名・キャラ等は全て仮名である。

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