36年彼女いない年齢男の唯一の恋愛追憶編 29


シリーズ続編となります。

前回はこちら36年彼女いない年齢男の唯一の恋愛追憶編 28

最初から全てをまとめて読みたい方は、以下をご覧下さい。

36年彼女いない年齢男の唯一の恋愛追憶編 ①

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帆乃加(ほのか)ちゃんがつ車の事故にあってから、一週間程経過したぐらいには私は大阪出張から帰宅していた。メールでのやり取りの様子を見ていると、彼女に事故のショック等はなく、元気に専門学校に通っているようであった。

ここで話しが少し戻ることになるのだが、帆乃加ちゃんとの2度目のデートについて書きたい。

そのデート終盤で彼女から衝撃的な「もう遊ばない」と言われたのだが、それをどうにか未練たらたらな感じで関係を修正した。だが、気分は落ち込んでいたのは言うまでもないだろう。

そんな背景もあり、当時の私は焦っていた。このままじゃヤバい!と。だから、なんとか今以上に彼女と仲良くならないといけないという思いがあり、彼女に対してある行動をとったのである。

それは・・・・・。

事故に遭って電車通学をする彼女に対し、私は電車通学なので大変だろうな~と個人的には思っていた。

というのも、お互い北関東の田舎町の為に都内とは違い、電車通学は面倒な部分が多いのである。

自宅から駅までの距離が遠いこと、電車の本数が少ないこと、この2つが意外と不便なのである。ま、贅沢といえば贅沢なのだろうが、車に慣れた生活をしていると、どうしても不便に感じてしまう。

そんなある日の夕方、私は自宅で休日を過ごしていた時に私はとある行動をとった。

その日の昼頃、彼女とのメールでのやり取りの中で私は行動に移すメールを送信した。それは、「今日休みだから、もしよかったら学校終わったら家まで送っていこうか?」である。

2度目のデート終盤で言われたことにいつまでも落ち込んでいられないし、早々になんとかしないといけない思いから移した行動であるといえる。

2度目のデート終盤に「友達以上を望むならもう遊ばない」的な事を言われてたから、自分自身でも相当に焦っていたのだが、果たしてそんなことを言われてから日もあまりたっていない矢先に、好きでもない男性が「学校から家まで送っていくよ!」なんて言われて、彼女はOKするのであろうか??

メールを送信してから、そんなことを考えつつ、相手の返信を待った。もしかしたら今回のメールは無視されるかもしれない、断られるかもしれない、嫌われるかもしれない、そんな不安の中・・・

私の携帯に彼女からのメールが届いた。

その時のメール内容を原文そのままで公開しようと思う(但し、文字のみで絵文字は削除しました)

”実際の帆乃加ちゃんのメール”
「メールさっき見た。今日補講してくから終わるの6時半くらいだよ。迎えにきてくれるん?もちろんVIP待遇でしょでしょ(笑)

メールを見た瞬間、私の不安は消えた。そして、凄く嬉しく感じた。

こうして、彼女の専門学校まで行き、彼女を彼女の家まで送っていくお役目を頂いたのである。

少しでもいいから2人きりで彼女と会いたい!
もっと仲良くなりたい!!
自分の事を少しでも気に入って欲しい!!
自分の事を好きになってもらいたい!!

そんな下心があったのは当然である。が、それとは違い、単純に好きな人のお役に立ちたいという自分勝手なエゴもあった。そのエゴはいずれ彼女自身を苦しめる迷惑行為と知らずに・・・・。

だが、当時の私は彼女と会えること、彼女のお役に立てることが嬉しくて、迎えの時間になるととてもハッピーな気分で用意をしてから車に乗り込み、彼女の通う専門学校へと車を走らせた。

彼女の通う学校の直ぐ側にある某コンビニ店に到着した私は彼女に「着いたよ!」とメールをした。この時、今から彼女と会える嬉しさと、彼女と会う緊張感から、心臓が破裂しそうにドキドキしていたのを今でも覚えている。

3分程経過しただろうか??

車のルームミラーに帆乃加ちゃんと思われる綺麗でとても可愛い女性がこちらに向かって歩いてくる姿を確認できた。更に私は緊張してきた。

コンコン・・・

助手席側の窓を軽くノック音が響き、その方向を見ると、帆乃加ちゃんが私の方を見て目でお互いに合図を交わして、彼女は私の車(助手席)に乗り込んだ。

帆乃加「ホントーに来てくれたんだ!ありがとね!!」

俺「いえいえ、これぐらいお安い御用で御座いますよ(笑)」

帆乃加「(笑)うん。今日はお仕事お休み??」

俺「うん。今日は休みだよ。家で寝てた。」

そんなたわいもない会話を少ししてから、私は車を出した。

彼女の家へと彼女を送る為に。

彼女の通う専門学校から、彼女の家までは車でおよそ約1時間ぐらいかかる。たった1時間だが、逆を言えば1時間も彼女と二人きりになれるということである。それも車という狭い密室の世界で。

別に変な下心等はない。

ただ、彼女を家まで送り届ける間に何かアクションを起こしたい、何か少しでももっと仲良くなれる二人の絆を作りたい、彼女を家に送り届けた時には君と僕の二人の関係が少しでも恋人のような関係になっていたら・・・・

そして、今日君が僕と会う前と、会ってから家へと送り届けた時では0.1%でも良いから、会う前以上に僕の事を気に入って欲しい。

ただただ、それだけを望みながら二人を乗せた車は静かに走りがしたのであった・・・・。


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