ギャンブル依存の末路:第4話「ミリオンゴッドの虜にハマった女の末路」(前編)

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前回の続編です。
前回はこちら→ギャンブル依存の末路:第4話「ミリオンゴッドの虜にハマった女の末路」(プロローグ)

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------なぜ、なんで私はミリオンゴッドに10万円も使っているんだろう??

そもそも、何故ミリオンゴッドを打ってるの??------

初代ミリオンゴッドという悪魔のパチスロ台を目の前にして、その台にひたすらお金を突っ込んでいる佐藤真子(さとうまこ)という女性は呆然と打ちつつそう思っていた・・・。既に投資は10万円を越えているが、いまだ当たりはGG1回のみであった。

「大丈夫!まだ10万円ぐらいなら、PGG(500G=最低約5000枚出る当たり)を引けばまだ逆転は出来る!!」

そう楽観的に考えた女性は、一度離席して近くの両替機に向かい万札を1000円札に両替してから、再びミリオンゴッドの自席へと戻り再びメダルサンドにお金を入れていく。

この時、既に佐藤はミリオンゴッド依存症になっていた。

いつもの佐藤ならば、爆裂AT機には座らずに技術介入要素の高いパチスロ台を堅実に打っていた。だが、佐藤は先週友人の誘いで初めて爆裂AT機のミリオンゴッドを打ってしまった。そして、その日を境に佐藤はミリオンゴッドしか打たなくなってしまった。いや、打てなくなってしまった。あれほど好きだったイレグイというパチスロ機、ジャグラー・ニューパルサー等には一切目もくれず・・・・。

———-先週のとある日———-

「真子ー!今日もパチスロ打つの??」

この日、佐藤真子は友人の秋葉冴子(あきばさえこ)と一緒にファミレスで食事をしていた。その食事も終盤に差し掛かったところで、秋葉は佐藤に聞いてきた。

佐藤「うん!今日も打つよ!」

秋葉「本当に真子はパチスロ好きだよね?じゃ、今日は私も打つかな??」

佐藤「冴子は最近は何打ってるの??」

秋葉「最近はね、ミリオンゴッドだよ!」

佐藤「ふ~ん。その台って人気あるけど、面白いの??」

最初はただの怖いもの見たさの好奇心でしかなかった。でも、毎日ホールで見る、ミリオンゴッドの島の光景は普段堅実なA400タイプしか打たない佐藤にとっては、千両箱・出玉の別積みだらけの、そのミリオンゴッドの島はまるで本物のギャンブル場の鉄火場に見えた。本心では1度打ってみたいと思っていた佐藤、でも一人でその島に踏み入れる勇気がなかったからこそ興味のないフリをしていたのかもしれない。

秋葉「面白いよ!!そうだ、今日は真子も私と一緒にミリオンゴッドを打とうよ!?」

佐藤「うん、いいよ。」

その後、佐藤と秋葉はファミレスの会計を済ましてから近くにあるパチンコ屋に向かった。

パチンコ屋に着くと、秋葉は佐藤の手を掴んで「こっちだよ!」とミリオンゴッドの島へと案内した。そのホールは秋葉がよく通うホールであり、秋葉はそこの常連のようであった。

「あ、丁度2台空いている!しかも隣同士で!!やったね、真子!これで隣同士で一緒に打てるよ。」

まるで欲しかったおもちゃを見つけたような子供のようなはしゃぎ方をしていた秋葉のテンションにつられて佐藤もテンションが上がっていた。

「ホントだー!良かった。私この台を打ったことないから冴子教えてね!」

「勿論!じゃ、打とうか?」

--そして二人はミリオンゴッドの空き台に着席してから、お金をメダルサンドに入れてから打ち出した------

打ち始めて直ぐに佐藤は思わず「えっ?」と声が漏れた。佐藤の声が漏れた理由、それは普段佐藤が打っているパチスロ機と比較してこのミリオンゴッドという台はコイン持ちがとても悪かったからだ。

(嘘でしょ?1000円でたった19回転しか回ってないよ。ってか、全然小役が落ちないし・・・)

佐藤が周りでミリオンゴッドを打っている人達を見渡すと、そんな小さなことなんて全く気にしている者等いないようにジャブジャブと湯水のようにお金をメダルサンドに入れては直ぐにまたメダルサンドにお金を入れていた。そして、友人である秋葉も同じようにお金をジャブジャブ突っ込んでいた。

「ちょ、ちょっと冴子?この台ヤバくない?裏物じゃないよね??」

「平気だよ!裏物じゃないから。コイン持ちが悪いけど、その分出るから」

そう平気で答える友人冴子の目は先程ファミレスで食事をしていた時とは別人のような怖い目をしていた。まるでギャンブルという魔物に憑依されているような目に見えた。

—————1時間後———-

相変わらず隣で打つ友人秋葉はひたすらお金を湯水のように消費していた。まだ、当たりはなかった。佐藤も当たりはなく既に4万円程負けていた。

「ねぇ、冴子。もう4万円も使ってるし、そろそろ帰らない??」

これ以上は危険と感じた佐藤は隣で打つ秋葉にそう助言するが・・・

「何言ってんの!?まだ4万でしょ??全然これからだよ、この台は!!」

秋葉の声は少し荒げていた。いつもの穏和な友人、秋葉冴子の姿はもうそこにはなかった。佐藤は財布に入っていた最後の1万円札を両替しに行き、「ハァ~。たった僅か1時間でもう4万円負けか・・・。もう、この1万円で最後にしよう」そう心の中で誓い、席に戻って再び1000円札を入れてゆっくりと打ちだした佐藤。

———-投資4万1000円。

その時、佐藤の台に神が降臨したのであった!
いや、もしかしたら佐藤にとってはギャンブルの悪魔だったのかもしれない・・・・


©MIZUHO

続く。

では、長々とここまでお読み頂きまして、誠にありがとうございました!!また、次回会いましょう!!
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