スロットで世界を救う・・・予定である(仮) 第2話「自分にとってもう1つの命」

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ども、元スロット破綻者ユウです。

 

今回は別の記事を公開予定でしたが、急遽差し替えさせて頂きます。

ブログの難しいところで、稼働記事と違い今回のような小説をUPすることはアクセス数低下に響いてしまうんです。

面白い、面白くないに関わらず最初は特に仕方のないことなのです。そのため、更新しても週に1~2回が限度としている理由でもあります。この手の記事は徐々に読者を獲得するしかないのです、多分

何かをすることは何を犠牲にすることなのかもしれません。

 

自分自身で「書ける!」ところまでは書き続けます。何故ならば、自分自身の作品の1番の読者は私自身だから・・・です。

 

前回記事の新企画「スロット小説」の次話を公開します。

第一話はこちら⇒スロットで世界を救う・・・予定である(仮) 第1話「VSW」

第二話「自分にとってのもう1つの命」

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ただいま!

と、俺は家に帰宅しても言うことはない。

逆に両親が俺に「おかえりなさい」ということもない。

これが我が家であり、昔からそういう家なのだ。

 

よくアニメやドラマである「ただいま」「おかえりさない」なんて台詞を聞くたびに虫唾が走る。

3階にある自室へと戻ってから俺はうつ伏せのままベッドへと倒れ込んだ。

 

「ハァ―――」

 

部屋の外まで聞こえるぐらいに俺は大きなため息をついた。

 

「どうしよう・・・」

 

うつ伏せから仰向けへと体を切り替えて、目の前に映る天井をみつめながら俺は今日の昼間に起きたことを振り返っていた。

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舞華さんからVSW(バトルスロットオブワールド)について聞かされた時に送られてきた2度目の謎のメール。

 

「君が”何か”を望むならばVSW(バトルスロットオブワールド)国内代表選考会に来るがいい」

 

正に今、この場でVSWのことを話していたタイミングで自分に「招待状」とも取れるメールが送られてきた。

 

「・・・ジン君。それ・・・VSW運営からのメールでしょ?」

 

「え!?」

 

なんでそんなこと舞華さんは分かったのだろう??

 

「その顔は図星ね(笑顔)ジン君は顔に出やすいのよ。」

 

「そ・・・そうかな?」

 

相変わらず隣で無邪気な笑顔を見せる舞華さんはその笑顔とは対照的にどこか切なそうな顔もしていた気がした。

 

「あ、ジン君・・・見てみて!?」

 

舞華さんはそう言って舞華さんが打つ凱旋の液晶画面を指さしていた。まるで子供が新しいおもちゃを見つけたような顔をしていていた。さっき一瞬見せたあの切ない顔は俺の見間違いだったのかなって思うぐらいに。

 

舞華さんが指さす画面には・・・

 

 

「なんだ、ただのチャンスじゃないですか? 別にこんなの熱くないじゃないですか??」

 

「そうね、普通なら・・・ね。でも、この前にリプレイ3連しているのよ? その後にチャンスボタン演出ということは・・・」

 

 

 

 

「当然、こうなるってことよ!? 更にこれはリプ3連からの「G-stop」で設定差もあるわ!この台を選んだ根拠から考慮すれば、このG-stop突入は嬉しい要素よ」

 

「確かに・・・。設定1でリプ3連からのG-stop突入率は5%なのに対して、設定6では20%もある。」

 

「そうね、それにこの台は朝イチから通常スタートぽかったのよ。設定変更後、そこまで差はないけども、設定6だけが唯一30%を超えて33%という確率で通常スタートするわ。まだ95Gしか回してないけども、序盤にしては好スタートといえるわ」

 

隣で意気揚々と打つ舞華さんは本当に楽しそうな感じだった。

 

 

 

 

ズバババーーーン!!

「やったわぁ! 投資4K(4000円)から万枚チャンスをGETよ!!」

 

いやいや、そんな甘くはないですよ・・・とは何故か言えなかった。

 

というのも・・・

舞華さんは通常のヒキを超えているヒキ強としても有名だったからだ。

舞華さんの立ち回りは近隣地区のスロプロの中でもトップレベルだけど、ヒキもトップレベルであり、そのヒキの強さはもはや「神の領域」とさえ言われるほどであった。

 

結局、その後の舞華さんは一撃4000枚を出して、それからも設定6といわんばかりの挙動をみせて気が付けば合わせ万枚を突破していた。

 

対する俺はといえば、おはGODを引いてからは台の挙動も悪く、出玉は全て飲まれてしまった。

 

 

「どうするの?? 見たところ、低設定じゃなさそうだけど、逆に上側もなさそうだけど・・・追う??」

 

隣でバカだし中の舞華さんに俺は首を左右に振ることで返事をしてから席を立ちあがって舞華さんに言った。

 

「いや、今日はもう上がるよ。ちょっと、これから寄りたいところもあるしね」

 

好きな時に好きな時間にスロットを打ち、打ちたくない時には無理して打たなくていいのもスロプロの醍醐味の1だ。周りのスロプロ達の多くは期待値ばかり追いかけて最低日当期待値3万以上って必死になって打ってるけど、俺にとってはそんなのクソ喰らえだ。金の為だけに打っているわけじゃない、スロットを打つこと楽しむこと、1G1Gに”何か”を期待して打つことが楽しいんだ。

 

「そっか。」

 

「うん。じゃ、これで・・・」

 

そう言ってから俺は店を後にした。

2通目のメールが来たその1時間後に3通目のメールが届いていたのだが、そこには”VSWの運営場所”の住所が記載されており、最後の1文には「エントリー者は記載された住所の運営委員会まで来たれよ!」と書かれていた。

 

だから、俺は今からそのVSW運営委員会まで行って直接話を聞いてみようと思った。

 

何故なら・・・

 

国が秘密裏に開催する”裏ギャンブル”のVSWに興味がないといえばウソになるが、俺自身1人のスロプロとしてどこまで通用するのか、どれぐらいのレベルなのか、他の出場者達は一体どんなに凄いスロプロなのか・・・色々と知りたいと思ったからだ。

 

それに・・・

 

”誰にも負けたくない”

 

そうも思ったからだ。

スロットに興味のない人たちから見れば実にくだらないことかもしれない。それでも、今の俺には「スロット」はかけがえのないもので、自分の命と同じ価値があるとさえ思っているぐらいだからだ。もしも、スロットがこの世から消えてなくなれば自分は死んだも同じなのだ。

 

そんなことを考えているうちに、VSW運営委員会の入っている雑居ビルに俺は辿り着いていた。

 

「おいおい、本当にこんなボロビルの中に裏とはいえ国の組織があるのかよ?」

 

外の看板にはVSW運営委員会なんて看板はなかった。

 

「ま、秘密裏の組織なら堂々と看板に掲げているはずないか・・・え~と、このメールだと7階か・・・って、エレベーター故障中かよ!?」

 

仕方ないので俺は非常階段を上って7階へと向かった。

 

「ハァ・・・ハァ・・・ハァ・・・。普段からパチンコ屋に行ってスロットしか打たないからな、流石に運動不足だな。ま、これもスロプロあるあるかもな?」

 

俺は7階にある事務所の入り口ドアと思われる場所でインターホーンを鳴らした。

 

――――ピンポーン。

 

1分ほど経過したが返事はないので、もう一度インターホーンを押そうとした瞬間だった。

 

―――――ガチャ。

 

入り口ドアが静かに開いた。

ドアから出てきた人物は無精ひげを生やした40歳ぐらいでヨボヨボのスーツを着た中年オヤジだった。

 

「ん~と、君は??」

 

頭をポリポリと書きながら俺に男は質問してきた。

 

「あ、あの・・・メールを見て、その・・・VSWについてなんですが・・・」

 

「ああ、そうなんだ。じゃ、入って」

 

「あ、はい。失礼します」

 

まるで感情がないような淡々としたしゃべり方をする男の後に続いて俺は事務室へと入っていく。国が秘密裏で運営しているような組織だから妙な警戒心が生まれていたし、秘密を知られた以上は生きて返さない系とか色々想像していたのに普通の事務所って感じでなんか拍子抜けした気分だ。

 

だが、この後・・・拍子抜けした俺に22年間生きてきて初めて想像を絶する出来事が起きるなんてこの時にはまだ知る由もなかった・・・・

 

続く

 

次回のお知らせやらなんやら

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ここまでお読み頂いた方全てにお礼申し上げます。

さて、次回の更新予定ですが、来週になるかと思いますがご了承下さい。勿論、他のジャンルの記事に関しては今週にまだUPしますよ。

最初にも言いましたが、小説の更新は週に1~2回程度と頻度は少ないです。ただ、これは今後のアクセス数や評判、何よりも自分自身が「もっと先を読みたい」となる時には更新頻度も変化します。小説を書いている人には分かるかもしれませんが、ブログと違い小説を書いているとこう思うことがあります。

 

「なんかキャラが勝手に動くような感じになってきたな」

 

「この先の展開がスゲー気になるよ!!」

 

「ここからの展開はマジで面白れぇ!!」

 

と、まるで作者ではなく読者目線になることがあるんですよね。

 

どんな小説を書いていても最初はやはり上記の域には中々なりません。でも、ある日突然と上記のような思いになる時があるんです。私でいえば、WEB小説で現在も投稿中の現実世界では37年間彼女いない歴=年齢男なので、異世界転移して絶対ヒロインと付き合います!がそれにあたります。

 

上記小説に関しては本気でメディア化を狙っているのですが、実は今回のスロット小説にもある”下心”があります。

 

それは・・・ズバリ!!

 

どっかのスロット雑誌の出版社が原作として活用して出版社が抱える漫画家が漫画にしてくれたら面白いのになぁ~~ってね。というのと、1つの電子書籍として商売にまで発展できればいいなぁ~というスケベ心がね。

 

ま、人生面白おかしく考えた方が生きていて楽しいもんですよね!!


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